6月27日に大阪エヴェッサは、天日謙作氏が2019-20シーズンのヘッドコーチに就任することを発表しました。
【天日 謙作ヘッドコーチ就任のお知らせ】
— 大阪エヴェッサ (@osakaevessa) June 27, 2019
このたび、大阪エヴェッサでは、天日 謙作氏がB.LEAGUE 2019-20シーズンのヘッドコーチとして就任することが決まりましたことをお知らせいたします。
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天日謙作氏は、2003年から松下電器のヘッドコーチに就任し、2005年から当時発足したばかりのbjリーグの大阪エヴェッサのヘッドコーチに就任。
リーグ初代王者に導き、最優秀コーチを受賞し、2006-07シーズン、2007-08シーズンも引き続き指揮を執り、三連覇を達成。2009-10シーズンをもって退任した名将である。
当時は絶対王者だった大阪エヴェッサ
2005-06シーズンは、マット・ロティック、リン・ワシントン、ジェフ・ニュートンの外国人トリオが攻守の中心となり、波多野和也、城宝匡史、田村大輔などの日本人プレイヤーも活躍し、レギュラーシーズン31勝9敗でリーグ1位の成績を収め、プレイオフでもその勢いは止まらずbjリーグ初代王者となった。
ワシントンはシーズンMVPを受賞し、ロティックはアシスト王&ベスト5選出、ニュートンはブロック王を受賞した。
翌年の2006-07シーズンでは、一時5連敗を喫するなど苦戦をしたものの、徐々に勝ち星を重ね29勝11敗で1位でプレーオフ進出。
プレーオフでは大分ヒートデビルズ、高松ファイブアローズに勝利し二連覇を達成。
シーズンMVPにはデイビッド・パルマーが選出され、ベスト5にはリン・ワシントン、そしてジェフ・ニュートンは2年連続ブロック王のタイトルを獲得した。
2007-08シーズンでは、前シーズンのMVPデイビッド・パルマーが退団、リン・ワシントンの怪我で離脱するもその強さは衰えず、ディフェンスに定評のあった波多野が2桁得点を記録するなどオフェンス面で成長し、さらに大分から新加入したマイキー・マーシャルが史上2人目かつ2試合連続のトリプル・ダブルを記録するなどの活躍でチームを牽引。
リーグ全体トップの勝率でプレイオフに進出すると、ライジング福岡、東京アパッチを退け見事三連覇を達成した。
リン・ワシントンが2度目のシーズンMVPを受賞、ベスト5にはマイキー・マーシャル、ジェフ・ニュートンが3年連続ブロック王、そして仲村直人がフリースロー成功率91.0%でリーグ1位となった。
懐かしのリン・ワシントン
2019-20シーズン「DYNASTY」が戻ってくる
Bリーグ参戦後はプレイオフに進出できておらず低迷をしているが、オフシーズンにアイラ・ブラウン、伊藤達哉、長谷川智也を獲得し、ジョシュ・ハレルソン、今野翔太、藤髙宗一郎、橋本拓哉、畠山俊樹などが残留。
bjリーグ時代の激しいディフェンスからボールを奪い、速攻で得点を狙いに行く「走るバスケ」でどこまでチームを勝利へ導けるか、天日謙作監督の采配にも注目したい。
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