2025年6月17日に鹿児島レブナイズがジョシュ・シャーマと契約を交わしたと発表された。
シャーマは、アメリカ出身の28歳でベルギー、ポーランド、スペイン、イギリスなどヨーロッパでプレイ経験を持ち、昨シーズンはトルコリーグでプレイ。211cm、112kgのセンタープレイヤーである。
2024-25シーズンにB2プレーオフで準決勝まで進んだ鹿児島レブナイズの新守護神として契約したジョシュ・シャーマがどんな選手なのか紹介したい。
ジョシュ・シャーマ
Josh Sharma
恵まれた体格で高校時代から注目の選手に
ジョシュ・シャーマは、1995年9月28日、アメリカのマサチューセッツ州カンバーランドで生まれ、父のジャヤントは192cm、母のヘリエッタは180cmという高身長で、双子の兄弟マシューとベンジャミンもそれぞれ198cmと身長の高さは遺伝からきているといえる。
幼少期は野球に熱中していたシャーマだが、身長の伸びとともに新たな可能性を模索。中学生のときに初めてバスケ部に挑戦し、最初は補欠だったものの、翌年には正式に代表チームに選出され、高校まで競技を続けることとなる。
高校は、ロードアイランド州プロビデンスにあるノートルダム・プレパラトリー・スクールに進学。その長身とリーチを活かした守備力で瞬く間に頭角を現した。彼はチームの主要なリバウンド、そしてブロックショットの脅威として、相手チームにとってはやっかいな存在であった。3年生の時に34試合に出場し、平均8.3得点、5.1リバウンド、1.9ブロックを記録し、チームをカンファレンス準決勝と全国準決勝に導く。この頃より、彼はNCAAディビジョンIの大学からのスカウトの目に留まるようになり、Rivals.com(全体83位)とESPN.com(全体75位)から4つ星の新人として認められ、全米13位のセンターにもランクインされていた。
シャーマは、アメリカ出身の28歳でベルギー、ポーランド、スペイン、イギリスなどヨーロッパでプレイ経験を持ち、昨シーズンはトルコリーグでプレイ。211cm、112kgのセンタープレイヤーである。
2024-25シーズンにB2プレーオフで準決勝まで進んだ鹿児島レブナイズの新守護神として契約したジョシュ・シャーマがどんな選手なのか紹介したい。
ジョシュ・シャーマ
Josh Sharma
【◆新規◆ジョシュ・シャーマ選手 2025-26シーズン 選手契約締結のお知らせ】⁰この度、鹿児島レブナイズでは、Josh Sharma(#ジョシュ・シャーマ)選手との2025-26シーズンの選手契約が締結いたしましたのでお知らせいたします。
— 鹿児島レブナイズ (@kg_rebnise) June 17, 2025
▼本人コメントhttps://t.co/dKGLRxEU1u#鹿児島レブナイズ #Bリーグ pic.twitter.com/0OW4IQMw0j
■プロフィール
出身 :アメリカ合衆国
生年月日 :1996年9月28日(30歳)
身長 :211 cm
体重 :112 kg
出身校 :スタンフォード大学
ポジション :センター
■経歴
2019-20:スピルー・シャルルロワ(ベルギー)
2020-21:スタート ルブリン(ポーランド)
2020-21:スタート ルブリン(ポーランド)
2021 :フエンラブラダ(スペイン)
2021-22:トレフル・ソポト(ポーランド)
2022-24:ロンドンライオンズ(イギリス)
2024-25:ブルサスポル(トルコ)
恵まれた体格で高校時代から注目の選手に
ジョシュ・シャーマは、1995年9月28日、アメリカのマサチューセッツ州カンバーランドで生まれ、父のジャヤントは192cm、母のヘリエッタは180cmという高身長で、双子の兄弟マシューとベンジャミンもそれぞれ198cmと身長の高さは遺伝からきているといえる。
幼少期は野球に熱中していたシャーマだが、身長の伸びとともに新たな可能性を模索。中学生のときに初めてバスケ部に挑戦し、最初は補欠だったものの、翌年には正式に代表チームに選出され、高校まで競技を続けることとなる。
高校は、ロードアイランド州プロビデンスにあるノートルダム・プレパラトリー・スクールに進学。その長身とリーチを活かした守備力で瞬く間に頭角を現した。彼はチームの主要なリバウンド、そしてブロックショットの脅威として、相手チームにとってはやっかいな存在であった。3年生の時に34試合に出場し、平均8.3得点、5.1リバウンド、1.9ブロックを記録し、チームをカンファレンス準決勝と全国準決勝に導く。この頃より、彼はNCAAディビジョンIの大学からのスカウトの目に留まるようになり、Rivals.com(全体83位)とESPN.com(全体75位)から4つ星の新人として認められ、全米13位のセンターにもランクインされていた。
名門スタンフォード大学での飛躍
高校での活躍が認められ、シャーマはNCAAディビジョンIの名門スタンフォード大学に進学。NCAAの規定により1年間は試合出場が不可(レッドシャツ)だったが、彼はその期間をフィジカル強化とスキル向上に徹底的に充て、この準備期間が、その後の飛躍に繋がることとなる。
ルーキーイヤーとなる2015-16シーズンでは、26試合に出場し、うち1試合に先発出場。平均8.1分出場、2.3得点、1.7リバウンド、0.6ブロックを記録と最初のシーズンで限られた時間ながら、そのポテンシャルを示した。チームメイトにが、川崎ブレイブサンダースで活躍するロスコ・アレンがエースとして活躍していた。
続く2016-17シーズンでは、31試合ベンチから出場し、平均15.3分出場、3.4得点、3.1リバウンド、1.2ブロックと成績を向上させました。出場時間が増加し、特にディフェンス面での存在感が増し、彼のポジションが明確になったシーズンであった。チームメイトには、島根スサノウマジック、サンロッカーズ渋谷で活躍したリード・トラビスがエースとしてチームを牽引していた。
続く2016-17シーズンでは、31試合ベンチから出場し、平均15.3分出場、3.4得点、3.1リバウンド、1.2ブロックと成績を向上させました。出場時間が増加し、特にディフェンス面での存在感が増し、彼のポジションが明確になったシーズンであった。チームメイトには、島根スサノウマジック、サンロッカーズ渋谷で活躍したリード・トラビスがエースとしてチームを牽引していた。
大学3年目の2017-18シーズンでは、33試合に出場したものの、ルーキーの台頭により出場機会が少なくなったことから平均7.9分出場、2.6得点、1.7リバウンド、0.7ブロックと昨シーズンから成績を落とすこととなった。そして大学ラストイヤーとなった2018-19シーズンでは、31試合中24試合に先発出場を果たし、平均25.8分、11.3得点、8.2リバウンド、1.4ブロックとキャリアハイを記録。さらにフィールドゴール率で学校記録となる67.3%と新記録を樹立。Pac-12 の優秀選手に選出されるなど最終学年で大きく飛躍を遂げ、チームの中心選手として攻守にわたって活躍し、その実力を存分に発揮した。
大学時代は最終学年に才能が開花し、「リムプロテクター」としてその長身と長い腕を活かしたブロックショットとリバウンドを最大の武器に着実に成長を重ね、ペイントエリアでの得点も得意とし、派手さはないものの、献身的なプレイでチームの勝利に貢献する、まさしく縁の下の力持ちタイプの選手と言えるプレイヤーとして活躍した。
Gリーグからヨーロッパ、そして栄光へ
大学を卒業したシャーマは、NBAドラフトには指名されなかったがNBAの下部リーグであるNBA Gリーグでプレイ。2018-19シーズン、彼はボストン・セルティックス傘下のメイン・レッドクローズと契約し、平均14.5分の出場で5.2得点、4.6リバウンド、0.9ブロックを記録。ここでは、プロとしての厳しい環境に身を置き、自身のスキルを磨く日々を送った。翌2019-20シーズン開幕前に、NBA契約に向けてサマーリーグでユタ・ジャズと契約。5試合に出場し、1試合平均13.2分、8.6得点、3.8リバウンド、1.2ブロックを記録し活躍するも、本契約には至らず。その後、ヨーロッパへと渡ることを決意し、アメリカを離れることとなるが、この選択が彼のキャリアにおける重要な転換点となった。
2019-20シーズンにはベルギーリーグ(Pro Basketball League)の強豪チームであるスピルー・シャルルロワと契約し、ヨーロッパでのプロキャリアをスタートさせました。リーグ戦では17試合に出場し平均18.5分出場、8.7得点、4.5リバウンド、1.1ブロックを記録。FIBAヨーロッパカップにも出場し、平均8.5得点、6.1リバウンド、1.4ブロックと国際経験を積むことができた。新たな環境で適応力を高め、そのディフェンス力とリバウンド能力を存分に発揮した。
続く2020-21シーズンは、ポーランドのスタート・ルブリンで幕を開け、国内リーグでは平均20.5分出場、8.3得点、6.5リバウンド、1.2ブロックという数字を残す。シーズン途中の2021年2月には、ヨーロッパでもトップレベルと評されるスペインリーグのフエンラブラダへと移籍。新たな挑戦の地で、残りのシーズンで15試合に出場し、平均9.1分、3.3得点、2.1リバウンド、0.9ブロックとトップリーグでさらなる経験値を積み上げた。フエンラブラダのチームメイトには、アルバルク東京でプレイしたレオ・メインデルが在籍していた。
そして2021-22シーズンには再びポーランドへと活躍の場を移し、トレフル・ソポトでプレイ。国内リーグで30試合中20試合にスタメン出場し、平均22.5分出場、チーム2位の12.2得点、チームトップの6.0リバウンド、2.4ブロックとリムプロテクターとして活躍。ユーロカップでも12試合プレイし、ポーランドリーグだけでなくヨーロッパでの経験をさらに積み重ね、チームの中心選手としての役割を担った。
2022-23シーズンは、イギリスの首都を拠点とするロンドン・ライオンズに所属し、2シーズンにわたってその存在感を発揮。特に2022-23シーズンは、国内リーグ(BBL)で平均18.2分出場、8.5得点、5.9リバウンド、1.3ブロックをマーク。さらにユーロカップでは平均15.1分出場、5.6得点、4.1リバウンドを記録し、チームのユーロカップベスト8進出に大きく貢献。2023-24シーズンも引き続きチームの主力として、国内リーグで平均17.5分出場、8.0得点、5.5リバウンド、1.0ブロックを記録し、ユーロカップでもチームの躍進に貢献。この時期は、イギリスバスケットボールの発展にも寄与する重要な経験となった。
ロンドン・ライオンズでは、アルアール東京でプレイしたジョーダン・テイラー、三猿ネオフェニックスで活躍したデイビッド・ヌワバ、そして2025-26シーズンからサンロッカーズ渋谷と契約したドンテ・グランタムとチームメイトであった。
ロンドン・ライオンズでは、アルアール東京でプレイしたジョーダン・テイラー、三猿ネオフェニックスで活躍したデイビッド・ヌワバ、そして2025-26シーズンからサンロッカーズ渋谷と契約したドンテ・グランタムとチームメイトであった。
そして2024-25シーズン、彼はトルコの強豪であるブルサスポルへ移籍。トルコリーグというハイレベルな環境で、再びその実力を試されることとなる。35試合に出場し、そのうち13試合で先発を務め、国内リーグ(BSL)で29試合に出場し、平均7.0得点、4.3リバウンド、1.3ブロックを記録。FG成功率64.0%とインサイドでの確実な得点源となった。
Europe Cupでは6試合に出場し、そのうち4試合で先発に起用され、平均22.4分、8.7得点、6.5リバウンド、2.3ブロックと国内リーグを上回る数字を残し、特に守備面で強烈な存在感を発揮した。
このシーズンを通じて、チームのシステムに応じてスターターとベンチローテーションの両方をこなしながら、安定感と存在感を発揮した。高いFG成功率と堅実なリム周りのディフェンスは、まさに「効率の良いインサイドプレーヤー」という彼の評価を裏付けるものだった。特に国際大会での活躍は、相手にNBA経験者やユーロリーグ常連選手が揃う中での成果であり、彼の成長と適応力を物語っている。
ヨーロッパでの彼のプレイスタイルは、大学時代と変わらず、堅実なディフェンスとリバウンド、そしてペイントエリアでの確実なフィニッシュを中心に実力を発揮し、数々の国とリーグで経験を積むごとに、判断力とゲーム理解度も向上。より洗練されたセンターとして成長を遂げた。
ヨーロッパでの彼のプレイスタイルは、大学時代と変わらず、堅実なディフェンスとリバウンド、そしてペイントエリアでの確実なフィニッシュを中心に実力を発揮し、数々の国とリーグで経験を積むごとに、判断力とゲーム理解度も向上。より洗練されたセンターとして成長を遂げた。
新天地は急成長を遂げる鹿児島へ
鹿児島レブナイズは昨季、7シーズンぶりにB2に復帰し、32勝24敗で西地区2位という高順位でプレーオフ進出した勢いに乗るチームである。
エースプレイヤーであるアンソニー・ゲインズ・ジュニア、221cmの守護神でブロック王を獲得したマット・ハームス、帰化選手のジュフ伴馬、シーズン終盤にはカイル・リチャードソンに代わりジェームズ・エニスが加入するなど、外国籍選手、帰化選手枠ともに盤石な布陣で、日本人選手の飴谷、上良、兒玉といった新戦力と司令塔の森田の活躍でチームに勢いをもたらした。
しかし、プレーオフクオーターファイナルではホームコートアドバンテージを獲得するも信州ブレイブウォリアーズに1勝2敗で敗れ、B1昇格への切符を逃した。
2025-26シーズンでは、守護神のマット・ハームス、ジェームズ・エニス、ジュフ伴馬が移籍するも、インサイドにパトリック・アウダ、アジア特別枠でナイム・ラバイが加入し、さらにジョシュ・シャーマが加わりインサイドに厚みを持たせた布陣となった。
B2ながらも、B1レベルの選手たちが多く、外国籍でもシャーマ同様にヨーロッパで活躍したプレイヤーが多く加入している。
昨シーズン同様にインサイドでイニシアチブを握るために、シャーマのパフォーマンスが鍵を握る。
コメント