ALL TIME BEST 外国籍チームを作ろう!
これまでの日本バスケ界の成長に欠かせない存在が「外国籍プレイヤー」である。
元NBAプレイヤーや、ヨーロッパで活躍する選手、各国の代表メンバー入りをするほど世界の第一線で活躍していたプレイヤーが数多く日本でプレイしている。日本人選手の成長には、よりレベルの高い選手と直接対戦すること、チームメイトとして近くでそのプレイを肌で感じ指導を受けたりをすることで、世界に通用するスキルを身に着けることができる。

そこで、過去に日本で活躍した外国籍プレイヤーでチームを組んだらどのようなチームになるのかを妄想してみた。
今回の基準として、帰化選手も外国籍プレイヤーでの選出。なのでニック・ファジーカス、ライアン・ロシター、ギャビン・エドワースなど現在帰化選手として活躍してる選手も今回のメンバーに選出したいと思う。


PG  :マクムード・アブドゥル=ラウーフ (183cm / 73kg) 
PG  :ルイス・キャンベル(191cm / 91kg)
PG/SG:ディアンテ・ギャレット(196cm / 85kg) 
SG/SF:トム・クラインシュミット(196cm / 100㎏)
SF  :トム・ホーバス(203cm / 95kg)
SF  :チャールズ・オバノン(201cm / 100kg)
SF  :ルシアス・デービス(201cm / 100kg
SF/PF:マイケル・パーカー(200cm / 98kg)
PF  :桜木ジェイアール(203cm / 105kg)
PF  :ジュリアン・マブンガ(203cm / 116kg)
C    :ニック・ファジーカス(207cm / 114kg)
C    :ダバンテ・ガードナー(203cm / 132kg)


全体的にスモールラインナップとなっているが、日本リーグやJBLなどでプレイしていたプレイヤーはスモールフォワード的なポジションの選手が多く、日本人よりも高さがありミドルレンジも上手い選手が活躍していた傾向にある。

ガードで選んだのは、NBAの第一線で活躍しベテランながらシューティングスキルは衰え知らずのラウーフ、トヨタ自動車を優勝へ導いた立役者のキャンベル、Bリーグ初年度で圧倒的なまでに技術の差を見せつけていたギャレット、インサイドもアウトサイドもこなし高いバスケIQでゲームコントロールもできるクラインシュミットの4選手である。

フォワードには、日本バスケ史上最高のシューターと言っても過言ではない現日本代表ヘッドコーチのホーバス、驚異的な身体能力と洗練されたシュート力を兼ね備えたオバノン、いすゞ自動車で1997年から2002年まで常勝軍団のエースとして活躍しシーズンMVPと得点王に輝いたデービス、bjリーグ4年連続得点王、6度のスティール王、1度のブロック王など攻守に優れたパフォーマンスでリーグを席巻していたオールラウンダーのパーカー、卓越した技術力と多彩なポストムーブで常勝軍団アイシンを牽引し続けたジェイアール、現代バスケの流行りとなりつつある「ポイントセンター」をBリーグでいち早く体現した日本バスケ史に残るであろう"Mrトリプルダブル"マブンガの6選手。

センターには神がかったシュートタッチで得点を量産しインサイドを蹂躙し、帰化後にはワールドカップ予選で4連敗と窮地に陥った日本代表を救ったファジーカス、132kgの巨体から圧倒的なパワーでゴール下を制圧し3年連続得点王に輝き、優れたボールハンドリングからアシストも決めるという万能センターのガードナーの重量級センター2選手を選出した。

その他にも1970年代~1980年代に松下電器で活躍したラリー・ジョンソン、サイズはないものの脅威的な支配力でインサイドを死守したエリック・マッカーサー、トヨタ自動車で1シーズンのみプレイしシーズンMVPを獲得したドロン・パーキンス、120kgのサイズながらも器用になパナソニックなどで活躍しジェラルド・ハニーカット、現在Bリーグで活躍するジャック・クーリー、セバスチャン・サイズなど、他にも候補は数多くいたが、私が選んだベスト12はこのメンバーである。

選出されたメンバーの中には、生でプレイを見ていない選手も多くいるので、他の方からは様々な意見があるだろうが、考えるだけはタダということでご容赦頂きたい。

※いつか今回選出された選手の深堀をした記事も書いていきたいと思う。

【過去紹介記事

マクムード・アブドゥル=ラウーフ


ディアンテ・ギャレット