ユーロスタイルのストレッチ4ビッグマン獲得
6月19日に、三遠ネオフェニックスがステヴァン・イェロヴァツと契約を交わした発表された。
三__遠__ネ__オ__フ__ェ__ニ__ッ__ク__ス__🐤__🔥@NEO_PHOENIX
【選手契約(新規)のお知らせ📢】
2020/06/19 12:00:00
#三遠ネオフェニックス は #ステヴァン・ジェロヴァック(#StevanJelovac) 選手と2020-21シーズンの選手契約を締結いたしました🇯🇵🤝🇷🇸
ニックネームは「#Jelka(… https://t.co/CYWVqcvV0M
※6/23に登録名を修正されたので更新しました。
セルビア出身のビッグマンで、ヨーロッパリーグで活躍しセルビア代表にも名を連ねる実績の持ち主。
【登録名訂正のお知らせ📢】#BranislavVicentic ヘッドコーチと #StevanJelovac 選手の読み方を下記の通り訂正させていただきます🙇♂️https://t.co/R2qSf2lT2W
— 三__遠__ネ__オ__フ__ェ__ニ__ッ__ク__ス__🐤__🔥 (@NEO_PHOENIX) June 23, 2020
🇷🇸#ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ HC
🇷🇸#ステヴァン・イェロヴァツ 選手☞ニックネーム Jelha(イェルカ)#三遠ネオフェニックス pic.twitter.com/Hbt7DacKRW
セルビア出身のビッグマンで、ヨーロッパリーグで活躍しセルビア代表にも名を連ねる実績の持ち主。
果たしてどんなプレイヤーなのか、少ない情報の中から紹介したいと思う。
ステヴァン・イェロヴァツ(Stevan Jelovac)
ステヴァン・イェロヴァツ(Stevan Jelovac)
Yarısaha Basket@YarisahaBasket
Geride bıraktığımız sezonda Gaziantep Basketbol forması giyen Sırp uzun forvet Stevan Jelovac, Japon ekibi Neophoen… https://t.co/0l0kCi0lSR
2020/06/19 21:18:17
■プロフィール
出身 :セルビア
生年月日 :1989年7月8日(30歳)
身長 :208 cm
体重 :110 kg
ポジション :パワーフォワード / センター
■経歴
2005-06:Sport Key Novi Sad (Serbia-D2)
2007-08:BC Partizan Igokea Beograd(Serbia-A League)
2008-09:Vizura Beograd(Serbia-A League)
2009-10:Mega Vizura(Serbia-A League)
2010-11:KK Crvena Zvezda Beograd(Serbia-A League)
2011-12:Antalya Buyuksehir Belediye(Turkey-TBL)
2012-13:Co.Fi.Ba JuveCaserta (Italy-SerieA)
2013-14:Lietuvos Rytas Vilnius (Lithuania-LKL)
2014-17:CAI Zaragoza (Spain-Liga Endesa)
2017-18:BC Nizhny Novgorod(Russia-VTB)
2018-19:Brose Bamberg(Germany-BBL)
2019-20:Gaziantep Basketbol(Turkey-TBL)
2020- :三遠ネオフェニックス
名選手を輩出するセルビア出身ビッグマン
セルビアは数多くのNBA選手を輩出し、現在世界ランキング6位に位置するバスケ大国である。旧ユーゴスラビア時代はブラディ・ディバッツ、ペジャ・ストヤコビッチなどの名選手がおり、現在はニコラ・ヨキッチ、ボクダン・ボクダノビッチなどNBAで主力として活躍選手もいる。セルビアの選手の特徴としては、アウトサイドショット、パスもこなせ、バスケIQの高い器用なビッグマンが多い印象である。
ステヴァン・イェロヴァツも208cmと大柄ながらアウトサイドショットも難なくこなせるとのこと。
直近のスタッツ、ハイライト動画から見るジェロヴァックの特徴
数多くのヨーロッパリーグでプレイ経験を持ち、昨シーズンはトルコリーグに所属。34試合中、14試合にスタメンとして出場し、1試合平均13.0得点、5.3リバウンド、1.0アシスト、FG成功率46.2%、3P成功率38.3%、フリースロー成功率82.7%を記録。
特徴としては、ビッグマンには珍しいレフティーであることと、独特なシュートフォーム。ポストアップ後、ターンからのシュートリリースも早く、彼のプレイスタイルに慣れるまではマッチアップするディフェンダーは苦戦しそうな印象がある。さらに4割近い3P成功率を誇っているので、ピック&ポップからの3Pシュートも武器となるに違いない。
懸念材料としては、ディフェンスに少し難がありそうな印象ではある。あくまでもハイライト動画を見る限り、横の速い動きの対応が苦手なように感じる。ピック&ロールでスイッチした際、富樫などのスピードのある日本人ガードの対応には手を焼きそうである。また、機動力はあるもののフィジカルで力負けする場面もありそう。ガードナー、ファジーカスなどのパワープレイへの対応が難しそうなので、4番ポジションでプレイヤーとのマッチアップが有効となりそうだ。
2019-20シーズンのシューティングレポートがあるので時間のある際は見てみることをおすすめします。
昨シーズンなかなか勝ち星を伸ばせずに苦戦を強いられた三遠ネオフェニックスは、ステヴァン・イェロヴァツの獲得で大きな戦力補強となったことは間違いない。ヨーロッパスタイルのビグマンはなかなかBリーグではいないので、早くプレイする姿を見てみたい。
三遠はまだ外国籍選手の契約がイェロヴァツのみなので、今後の補強ではパワー系のインサイドビッグマンと契約をするのではないかと予想される。来シーズンはどんなチームになるのか注目である。
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