パリオリンピックでドリームチーム結成なるか!?

日本時間の1月24日に、2024年パリオリンピックに向けたアメリカ代表候補41名が発表された。
昨年行われた2023FIBAワールドカップでは、アンソニー・エドワーズやタイリース・ハリバートン、オースティン・リーブスなど、次世代のNBAスターたちを揃えて臨んだものの最終結果は4位という成績に終わり、2大会連続でメダルを逃した

ワールドカップ終了後、レブロン・ジェームスを筆頭に数々のスタープレイヤーがパリオリンピック出場へコミットすることを表明し、再びドリームチームが結成されると注目が集まっていた。
そしてオリンピックで5連覇を目指す注目の代表候補メンバー41名が発表された。候補選手は下記の通り。

レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
オースティン・リーブス(ロサンゼルス・レイカーズ)
ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)
カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)
ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)
ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)
デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)
ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
クリス・ポール(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)
アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)
デズモンド・ベイン(メンフィス・グリズリーズ)
ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス)
アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)
チェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)
ウォーカー・ケスラー(ユタ・ジャズ)
ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)
ドリュー・ホリデー(ボストン・セルティックス)
デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)
ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)
バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)
タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)
ダンカン・ロビンソン(マイアミ・ヒート)
ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
デイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)
ボビー・ポーティス(ミルウォーキー・バックス)
タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)
トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)
ジャレット・アレン(クリーブランド・キャバリアーズ)
ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
パオロ・バンケロ(オーランド・マジック)
スコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)
アレックス・カルーソ(シカゴ・ブルズ)
ミケル・ブリッジズ(ブルックリン・ネッツ)
キャメロン・ジョンソン(ブルックリン・ネッツ)
ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)
ジョシュ・ハート(ニューヨーク・ニックス)


レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、ステフィン・カリーを始めとするNBAのトッププレイヤーや、昨年のワールドカップメンバーに選ばれたアンソニー・エドワーズ、タイリース・ハリバートンやチェット・ホルムグレン、スコッティ・バーンズの若手選手も選ばれている。さらにアメリカ代表でプレーすることを表明したジョエル・エンビードもリスト入りを果たした。


2024年パリオリンピックのドリームチームを大胆予想

今回選ばれた41名の中から、予想(願望)12名を独断と偏見で選んでみた。

【スターティング5】
PG:ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
SG:ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)
SF:ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
SF:レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
C :ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)

【ベンチメンバー】
PG:タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
SG:アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
SF:ミケル・ブリッジズ(ブルックリン・ネッツ)
SF:ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)
PF:アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
PF:チェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)
C:ジャレット・アレン(クリーブランド・キャバリアーズ)


これまでのオリンピックでは、インサイドが弱点と言われながらも金メダルを獲得しており、スモールボールでも優勝できることは立証済みであるものの、ワールドカップでの敗戦はやはりインサイドのサイズ不足とディフェンスであることは明白。
今大会では怪我等の理由がなければほぼ確定でジョエル・エンビードは選出されると予想され、さらに今季のレイカーズを牽引するアンソニー・デイビス、若く才能溢れるチェット・ホルムグレン、そして正統派のセンターとしてジャレット・アレンを選出しインサイドの厚みをつけるラインナップ。

司令塔にはステフィン・カリーとしているが、レブロン、デュラントがいればハンドラーはいらないのではないかという個人的なイメージで層は薄くしている。
そしてリベンジ組として、2019年ワールドカップメンバーのドノバン・ミッチェル、2023年ワールドカップメンバーからタイリース・ハリバートン、アンソニー・エドワーズ、ミケル・ブリッジズを選出。次世代のアメリカ代表を牽引する選手としてオリンピックでメダルを獲得して欲しい。
ディフェンスの改善としては、ジェイソン・テイタムがキーになる。オフェンスは他の選手でも取れるので今大会ではエースキラーとして相手チームのエースを止める役割を果たしてくれるはずである。

今回選外となってしまったがデビン・ブッカー、デイミアン・リラード、バム・アデバヨ、ジミー・バトラーなど選出されてもおかしくないスタープレイヤーばかりだが、個人的に最後まで悩んだのがドリュー・ホリデー。前回のオリンピックではデュラントやリラードを要するも苦戦する試合が多々あった中、ホリデーがチームを牽引するシーンが印象に残っており、やはりベテランの戦況を打開する力が必要ではないのかというのが悩んだポイントである。しかし今回は何といってもキング、レブロン・ジェームズがいるので泣く泣く選考から外している。

NBAのシーズン中なので怪我の影響や来シーズンに向けて辞退など、ベストメンバーとはならない可能性もあるが、パリオリンピックではどんな「ドリームチーム」が見れるか期待したい。