■アルバルク東京
 昨シーズンの王者は優勝メンバーとの再契約を進めほぼ昨シーズンと変わらないチームスタイルで戦う。
琉球ゴールデンキングスから獲得した須田侑太郎は、攻守に優れた選手であるので大きな戦力補強と言える。
残るは、外国籍選手でアレックス・カークの控えビッグマンか、竹内譲次のサポート役を獲得ができれば、史上初の三連覇も夢ではない。


・契約
PG 小島 元基
PG 安藤 誓哉
PG 正中 岳城
SG 田中 大貴
SF 馬場 雄大
SF ザック・バランスキー
SF 菊地 祥平
PF 竹内 譲次
C アレックス・カーク
C シェーファーアヴィ幸樹

・IN
SG 須田 侑太郎(琉球ゴールデンキングス)

・OUT
PG 齋藤 拓実(滋賀レイクスターズ)
PF ジャワッド・ウィリアムズ
PF ミルコ・ビエリツァ


■千葉ジェッツ
 昨シーズン、天皇杯3連覇、リーグ最高勝率でチャンピオンシップへ出場し悲願のリーグ制覇を狙うも、2年連続アルバルク東京の前に破れた千葉ジェッツ。
1億プレイヤーの富樫勇樹を始めとする主力選手との再契約を進める中、石井講祐、アキ・チェンバース、トレイ・ジョーンズがチームを退団したが、新加入の晴山ケビン、コー・フリッピンは、機動力を活かした早いバスケットを得意とするチームにフィットするだろう。
来シーズンもBリーグ制覇の狙える磐石の布陣と言える。


・契約
PG 富樫 勇樹
PG 西村 文男
PG 藤永 佳昭
SG 田口 成浩
SF 小野 龍猛
PF 大宮 宏正
PF マイケル・パーカー
PF ギャビン・エドワーズ
PF ジョシュ・ダンカン

・IN
SF 晴山 ケビン(京都ハンナリーズ)
SG コー・フリッピン(ドエイン大学)

・OUT
SG 石井 講祐
SF アキ・チェンバース(横浜ビー・コルセアーズ)
SF トレイ・ジョーンズ





■リンク栃木ブレックス
 昨シーズンは千葉ジェッツに次ぐ勝率で初代王者の力を発揮していたが、シーズン通して主力選手の怪我に泣かされたシーンが多かった。
主力選手と再契約を交わし、リーグ屈指のチームケミストリーは来シーズンも健在である。
新戦力の補強よりも、シーズン途中で加入した比江島慎をどのように起用するのかでチームの出来が大きく決まると言っても過言ではない。


・契約
PG 田臥 勇太
PG 鵤 誠司
PG 渡邉 裕規
SG 比江島 慎
SG 遠藤 祐亮
SG 田原 隆徳
SG 山崎 稜
SF 喜多川 修平
SF 栗原 貴宏
PF 竹内 公輔
PF 橋本 晃佑
PF ジェフ・ギブス
PF ライアン・ロシター

・IN

・OUT
PG 長島 蓮




■サンロッカーズ渋谷
 チームキャプテンとしてチームを支えた満原優樹、伊藤駿といった生え抜きの選手の退団が発表され、チーム再建へ乗り出したサンロッカーズ渋谷。
来シーズンは、若き司令塔のベンドラメ礼生、元NBAプレイヤーのロバート・サクレ、ライアン・ケリーを中心に据えることは間違いない。
アウトサイドシューターとディフェンス力のある新戦力を獲得することが急務となっている。今後の選手獲得情報に注目が集まる。


・契約
PG ベンドラメ 礼生
SG 山内 盛久
SF 広瀬 健太
SF 杉浦 佑成
PF ライアン・ケリー
C ロバート・サクレ
C ファイ・サンバ
C コナー・クリフォード

・IN

・OUT
PF 満原 優樹(琉球ゴールデンキングス)
SG 長谷川 智也(大阪エヴェッサ)
SG 清水 太志郎(引退)
PG 伊藤 駿
SG 秋葉 真司
SG 盛實 海翔
C マーカリ・サンダース・フリソン




■秋田ノーザンハピネッツ
 bjリーグ時代は強豪チームとしてリーグを牽引していたが、BリーグからはB2降格を経験するなど成績不振に陥っている。
新戦力として、司令塔の細谷将司、日本代表経験を持ちBリーグ初代ファイナルMVPの古川孝敏が加入。
そしてニカ・ウィリアムズが帰化選手となりチームの厚みを増していることは間違いない。
中山拓哉、白濱僚祐、野本建吾らとの再契約を交わし、今後の補強によっては来シーズン「東地区のダークホース」として脅威となるであろう。


・契約
PG 長谷川 暢
SG 中山 拓哉
SF 白濱 僚祐
SF 野本 建吾
SG 保岡 龍斗
PF ジャスティン・キーナン
C ニカ・ウィリアムズ

・IN
PG 細谷 将司(横浜ビー・コルセアーズ)
SF 古川 孝敏(琉球ゴールデンキングス)
PF 今川 友哲(明治大学)

・OUT
SG 俊野 達彦(愛媛オレンジバイキングス)
SG 下山 大地(青森ワッツ)
PG 小野寺 祥太(琉球ゴールデンキングス)
PF 谷口 大智(広島ドラゴンフライズ)
PG 成田 正弘
PF 下山 貴裕
PF ドワイト・コールビー
PF カディーム・コールビー




■レバンガ北海道
 昨シーズン10勝しかできず、B1残留プレーオフを戦うこととなり辛くも残留を獲得した。
最大の補強となったのは日本代表経験を持つ司令塔の橋本竜馬獲得である。
多嶋朝飛とのバックコートコンビでどこまでチームを勝利へ導くことができるか、そして更なる補強でどのような外国籍選手を獲得するかに注目である。


・契約
PG 多嶋 朝飛
PG 松島 良豪
SG 折茂 武彦
SG 内田 旦人
SG 中野 司
SF 桜井 良太
SF 川邉 亮平
PF 市岡 ショーン
PF マーク・トラソリーニ
C ファイ・パプ月瑠

・IN
PG 橋本竜馬(琉球ゴールデンキングス)

・OUT
SG 牧 全(横浜ビー・コルセアーズ)
SG 溝口 秀人
SG 関野 剛平
PG 山本 柊輔
PF 野口 大介
C バイロン・ミュレンズ
C デイビッド・ドブラス