FIBAアジアカップ2021予選に挑む日本代表12名が決定!

2020年東京オリンピックを間近に控え、24日に行われるFIBAアジアカップ2021予選の初戦であるチャイニーズ・タイペイ戦のロスター12名が発表された。
怪我で戦線離脱しているワールドカップ日本代表キャプテンの篠山竜青は候補には選ばれず、NBA・Gリーグでプレイしている八村塁、渡邊雄太、馬場雄大の3名も参加せず、「国内組」での挑戦となる。
中でも注目されるのが、帰化選手枠争いである。日本代表の得点源としてワールドカップ進出へ導いたニック・ファジーカス、そして新たに帰化選手となった宇都宮ブレックスの大黒柱ライアン・ロシター、千葉ジェッツの攻守万能ビッグマンギャビン・エドワーズの3選手が帰化選手枠の1枠を争うこととなった。それぞれタイプの違う選手なだけに誰がチームにフィットするかが気になるところである。

今回発表された日本代表メンバー12名を紹介していこう。

#0 ライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)
■プロフィール
出身   :アメリカ
生年月日 :1989年9月14日(30歳)
身長   :206cm
体重   :107kg
出身大学 :シエナ大学
ポジション:パワーフォワード/センター

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
18.1得点、10.5リバウンド、4.3アシスト、1.6スティール、0.8ブロック
FG%:51.9%、3P%:37.3%、FT%:60.5%


#1 安藤誓哉(アルバルク東京)


■プロフィール
出身   :東京都
生年月日 :1992年7月15日(27歳)
身長   :181cm
体重   :80kg
出身大学 :明治大学
ポジション:ポイントガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
11.6得点、2.4リバウンド、4.4アシスト、1.0スティール、0.0ブロック
FG%:42.5%、3P%:28.9%、FT%:75.9%



#2 富樫勇樹(千葉ジェッツ)

■プロフィール
出身   :新潟県
生年月日 :1993年7月30日(26歳)
身長   :167cm
体重   :65kg
出身大学 :モントロス・クリスチャン高校
ポジション:ポイントガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
14.4得点、2.4リバウンド、6.5アシスト、0.7スティール、0.0ブロック
FG%:40.5%、3P%:34.4%、FT%:85.9%



#6 比江島慎(宇都宮ブレックス)

■プロフィール
出身   :福岡県
生年月日 :1990年8月11日(29歳)
身長   :190cm
体重   :88kg
出身大学 :青山学院大学
ポジション:シューティングガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
9.9得点、2.0リバウンド、3.4アシスト、0.9スティール、0.4ブロック
FG%:46.2%、3P%:36.1%、FT%:77.8%



#9 ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)

■プロフィール
出身   :福岡県
生年月日 :1993年11月14日(26歳)
身長   :183cm
体重   :83kg
出身大学 :東海大学
ポジション:ポイントガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
10.6得点、2.2リバウンド、4.8アシスト、1.8スティール、0.1ブロック
FG%:37.7%、3P%:33.5%、FT%:68.5%



#10 竹内公輔 (宇都宮ブレックス)

■プロフィール
出身   :大阪府
生年月日 :1985年1月29日(35歳)
身長   :206cm
体重   :100kg
出身大学 :慶應義塾大学
ポジション:パワーフォワード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
5.7得点、6.0リバウンド、1.2アシスト、0.6スティール、0.2ブロック
FG%:54.1%、3P%:22.2%、FT%:62.8%



#13 安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

■プロフィール
出身   :三重県
生年月日 :1994年6月13日(25歳)
身長   :190cm
体重   :89kg
出身大学 :青山学院大学
ポジション:シューティングガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
11.8得点、2.1リバウンド、2.5アシスト、0.8スティール、0.1ブロック
FG%:41.3%、3P%:33.3%、FT%:70.0%



#14 金丸晃輔(シーホース三河)

■プロフィール
出身   :福岡県
生年月日 :1989年3月8日(30歳)
身長   :192cm
体重   :88kg
出身大学 :明治大学
ポジション:シューティングガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
13.5得点、1.4リバウンド、1.0アシスト、0.4スティール、0.0ブロック
FG%:49.1%、3P%:41.8%、FT%:97.2%



#15 竹内譲次(アルバルク東京)

■プロフィール
出身   :大阪府
生年月日 :1985年1月29日(35歳)
身長   :207cm
体重   :98kg
出身大学 :東海大学
ポジション:パワーフォワード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
5.9得点、5.0リバウンド、1.2アシスト、0.4スティール、0.8ブロック
FG%:40.0%、3P%:33.0%、FT%:83.3%



#24 田中大貴(アルバルク東京)

■プロフィール
出身   :長崎県
生年月日 :1991年9月3日(28歳)
身長   :192cm
体重   :93kg
出身大学 :東海大学
ポジション:シューティングガード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
10.8得点、1.8リバウンド、5.0アシスト、1.5スティール、0.2ブロック
FG%:46.3%、3P%:38.4%、FT%:88.3%



#32 シェーファー・アヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)

■プロフィール
出身   :兵庫県
生年月日 :1998年1月28日(22歳)
身長   :205cm
体重   :106kg
出身大学 :ジョージア工科大学
ポジション:センター

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
3.7得点、4.3リバウンド、0.5アシスト、0.3スティール、0.3ブロック
FG%:50.8%、3P%:0.0%、FT%:53.1%



#88 張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

■プロフィール
出身   :愛知県
生年月日 :1992年1月8日(28歳)
身長   :197cm
体重   :100kg
出身大学 :青山学院大学
ポジション:スモールフォワード

■2019-20シーズンスタッツ(2月24日時点)
5.9得点、2.1リバウンド、1.4アシスト、0.7スティール、0.2ブロック
FG%:31.4%、3P%:27.5%、FT%:70.5%




帰化選手として今回はライアン・ロシターを選出。ファジーカスと比べて機動力があり、ディフェンスでも貢献できる部分が強みである。さらにワールドカップ直前に怪我で戦線離脱した富樫勇樹が復帰し、ほぼBリーグオールスターメンバーで挑むこととなる。
そして多くのファンが待ち望んでいた日本人最高シューターと言っても過言ではない金丸晃輔が2014年のアジア競技大会ぶりの代表メンバー入りを果たした。同じシューターである辻直人(SG 川崎ブレイブサンダース)は怪我の影響からか今回メンバーからはずれている。

今回発表された12名のメンバーがそのまま東京オリンピックのメンバーとなるわけではなく、今後の試合でいろんな組み合わせが試されると思われ、さらにオリンピック前には八村塁、渡邊雄太、馬場雄大の「海外組」が参加してくる。さらにU-22に選ばれている河村勇輝(PG 三遠ネオフェニックス)、NCAAで活躍し日本へ戻ってきたデーブス海(PG 宇都宮ブレックス)、和製カリーとして旋風を巻き起こした富永啓生(PG レンジャー短大)など若手の台頭もある。
今回のメンバーでアジアカップで勝利できるか、どんな試合展開を見せるか、そしてどれだけアピールできるか。日本代表の初陣を注目したい。